ヒラメ・白身魚の昆布締め【塩5分・半日の目安】
ヒラメの昆布締めは、両面に塩を振って5分おき、酢で湿らせた昆布に挟んで冷蔵庫で半日が目安です。白身魚で作るときの塩と時間、使う昆布、切り方をまとめました。
結論: 塩を振って5分、酢で湿らせた昆布に挟んで半日
ヒラメの昆布締めは、工程が4つだけです。塩を振る、昆布を酢で湿らせる、挟んで冷蔵庫に入れる、そぎ切りにする。
日本昆布協会のレシピにある時間はこうです。
| 工程 | やること | 時間 |
|---|---|---|
| 下ごしらえ | 「両面に塩を振って5分程おき」 | 5分程 |
| 昆布の準備 | 昆布を酢で湿らせる | — |
| 挟む | 昆布で挟み、冷蔵庫に入れる | 半日程 |
| 仕上げ | 「ヒラメはそぎ切りにし」て盛る | — |
手順
協会のレシピは、ヒラメ(刺身用)80gに対して羅臼昆布8cm×10cmを4枚使います。春野菜(菜の花・筍の穂先)も一緒に挟み、レモンの薄切りを添えて盛り合わせる構成です。
順番としては、ヒラメに「両面に塩を振って5分程おき」ます。昆布は酢で湿らせます。昆布でヒラメと野菜を挟み、「冷蔵庫で半日程置きます」。食べるときに「ヒラメはそぎ切りにし」ます。
一緒に挟む野菜は、先に火を通しておきます。菜の花は「色よく塩茹でしてザルにあげて冷ます」、筍は「茹でたもの」を使います。野菜だけで作る場合は野菜の昆布締めの記事にまとめています。
出典: 日本昆布協会「こんぶレシピ」 春野菜&ヒラメの昆布〆 https://kombu.or.jp/recipe/1918
半日か、一晩か
出典によって時間が違います。協会のヒラメのレシピは「冷蔵庫で半日程」、農林水産省が記す富山の昆布〆は「一晩寝かせる」です。
どちらかが間違いというわけではありません。農林水産省の資料は「寝かせる時間の長さによって味わいや身の弾力に違いが出ます」としています。短ければ刺身の食感が残り、長ければ昆布の風味が強く入って身が締まります。
初めて作るなら半日から試すほうが戻しやすいです。足りなければ次回伸ばせますが、締まりすぎたものは戻せません。
| 出典 | 対象 | 時間 | 重石 |
|---|---|---|---|
| 日本昆布協会 | ヒラメ(刺身用) | 冷蔵庫で半日程 | 記載なし |
| 農林水産省 | 刺身にした魚(富山の昆布〆) | 一晩 | 「軽く重石をして」 |
どの白身魚で作れるか
農林水産省の資料では、富山で使われる魚がこう挙げられています。「カジキマグロ(富山県民にサスと呼ばれる)が定番だが、他にもタイやヒラメといった白身魚、富山名産のシロエビやホタルイカなども使われる」。
ヒラメとタイは名前が挙がっているので、同じ扱いで作れます。シロエビやホタルイカも使われており、魚の切り身に限られるものではありません。
ただし、**魚ごとの時間を示した出典は見つかりませんでした。** 確認できるのはヒラメの「半日程」と、刺身にした魚一般の「一晩」までです。別の魚で作るときは、厚みの近いものから時間を当てるしかありません。
いずれも生のまま食べるため、刺身用として売られているものを使ってください。協会のレシピも「ヒラメ(刺身用)」と指定しています。
出典: 農林水産省「にっぽん伝統食図鑑」昆布〆 https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/traditional-foods/menu/kobu_zime.html
使う昆布
協会のレシピでは羅臼昆布が使われています。北海道ぎょれんの資料でも、羅臼昆布の用途に「昆布じめ」が挙げられており、特徴は「茶褐色で幅が広くやわらか。香り高いだしがとれる」とされています。
幅が広いことは、魚を挟む用途では扱いやすさに関わります。協会のレシピが8cm×10cmという大きさで4枚使っているのも、面で挟むためです。
農林水産省の資料には「昆布〆用の昆布はスーパーなどで販売されている」とあり、種類の指定はありません。向く昆布の考え方は昆布締めの作り方の記事にまとめています。
出典: 北海道ぎょれん「北海道のこんぶ」 https://www.gyoren.or.jp/konbu/
切り方と食べ方
そぎ切りにします。協会のレシピは「ヒラメはそぎ切りにし」と記しています。繊維に対して斜めに包丁を入れる切り方で、断面が広く出ます。
味付けは要りません。農林水産省の資料は「昆布〆された魚は昆布の旨味が移っているため、何も付けずにそのまま食べても良い」としています。協会のレシピではレモンの薄切りを添えています。
日持ちの目安を示した出典はありません。生の魚を使うため、冷蔵庫に入れたうえで早めに食べきる前提で作ってください。
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よくある質問
- 協会のレシピでは「両面に塩を振って5分程おき」とされています。分量をグラム数で示した出典は見つかりませんでした。
- 協会のヒラメのレシピは「冷蔵庫で半日程」、農林水産省が記す富山の昆布〆は「一晩寝かせる」です。「寝かせる時間の長さによって味わいや身の弾力に違いが出ます」とされており、好みで変わります。
- 農林水産省の資料では、カジキマグロ(サス)が定番で、「タイやヒラメといった白身魚、富山名産のシロエビやホタルイカなども使われる」とされています。ただし魚ごとの時間を示した出典はありません。
- 協会のレシピでは羅臼昆布が使われています。ぎょれんの資料でも羅臼昆布の用途に「昆布じめ」が挙げられています。農林水産省の資料には「昆布〆用の昆布はスーパーなどで販売されている」とあり、種類の指定はありません。
- 協会のヒラメのレシピには記載がありません。農林水産省が記す富山の昆布〆では「昆布と魚がしっかりとくっつくようにラップを被せて軽く重石をして」とされています。目的は密着させることです。
