野菜の昆布締め【向く野菜と漬け時間の早見表】
野菜の昆布締めは、水でもどした昆布に塩を振った野菜を挟んで冷蔵庫に置くだけです。生のまま使える野菜と茹でてから使う野菜を、漬け時間つきでまとめました。
結論: 水でもどした昆布に、塩を振った野菜を挟む
野菜の昆布締めは、魚よりも手順が少ないです。昆布を水でもどし、切った野菜に軽く塩を振って挟み、冷蔵庫に置くだけです。酢も重石も要りません。
分かれるのは、生のまま挟む野菜と、茹でてから挟む野菜です。下の表は、出典で確認できた野菜と時間です。
| 野菜 | 下ごしらえ | 挟む時間 |
|---|---|---|
| 長芋・大根などの根菜 | 適当な大きさに切り、軽く塩を振る | 一晩から1日 |
| 水菜などの葉物 | 同じく切って軽く塩を振る(「葉物野菜も可能」) | 一晩から1日 |
| 菜の花 | 「色よく塩茹でしてザルにあげて冷ます」 | 冷蔵庫で半日程 |
| 筍(穂先) | 茹でたものを使う | 冷蔵庫で半日程 |
基本の手順
日本昆布協会のレシピは、手順をこう記しています。
1. 「昆布2枚を水で固めにもどし、キッチンペーパーなどで水分を拭いておく」
2. 「野菜を適当な大きさに切り、軽く塩を振ったものを昆布の上に並べる」
3. 「もう一枚の昆布を上にかぶせてラップでしっかりと包み、冷蔵庫へ入れる」
4. 「漬け時間は好みだが、一晩置けば食べられる。しっかり風味を付けたい場合は、一日ほど置く」
「固めにもどし」とある点が要所です。ふやけるまでもどすと、挟んだときに昆布が崩れます。曲がる程度で止め、表面の水分は拭き取ります。
出典: 日本昆布協会「こんぶレシピ」 冬野菜の昆布〆 https://kombu.or.jp/recipe/2490
生のまま使う野菜と、茹でてから使う野菜
そのまま食べられる野菜は、切って塩を振るだけで挟めます。協会のレシピでは「好みの野菜(長芋・大根・水菜など。根菜だけでなく、葉物野菜も可能)」と書かれており、種類を限定していません。
一方、火を通して食べる野菜は先に茹でます。協会の別のレシピでは、菜の花を「色よく塩茹でしてザルにあげて冷ます」、筍は「茹でたもの」を使っています。茹でた野菜を使う場合、挟む時間は「冷蔵庫で半日程」とされています。
分け方は単純です。生で食べられるかどうかで決まります。昆布締めは加熱しないため、茹でる必要がある野菜は先に茹でておく必要があります。
出典: 日本昆布協会「こんぶレシピ」 春野菜&ヒラメの昆布〆 https://kombu.or.jp/recipe/1918
魚の昆布締めとの違い
魚と比べると、3か所が違います。
| 項目 | 野菜 | 魚(刺身) |
|---|---|---|
| 昆布を湿らせるもの | 水でもどす | 酢を塗る、または酢で湿らせる |
| 重石 | 使わない。ラップで包むだけ | 「軽く重石をして」 |
| 挟む時間 | 一晩から1日(茹でた野菜は半日程) | 一晩、またはヒラメは半日程 |
どの昆布を使うか
協会の冬野菜のレシピには、昆布の種類の記載がありません。「昆布2枚」とだけ書かれています。春野菜とヒラメを一緒に挟むレシピでは羅臼昆布(8cm×10cmを4枚)が使われています。
水でもどして使うため、だしを取る用途ほど種類にこだわる必要はありません。昆布締め用として売られているものがあれば、それが使えます。向く昆布の考え方は昆布締めの作り方の記事にまとめています。
食べ方
協会のレシピは「箸休めやお酒と一緒に」と位置づけています。昆布の風味が入るため、味付けを足さなくてもそのまま食べられます。
春野菜のレシピでは、ヒラメと一緒に盛り合わせ、レモンの薄切りを添えています。野菜だけで作る場合も、柑橘を添えると塩味だけに寄りません。
一度に食べきれる量で作るほうが扱いやすくなります。漬け時間を延ばすほど風味は入りますが、野菜の水分は抜けていきます。
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よくある質問
- 協会のレシピでは「好みの野菜(長芋・大根・水菜など。根菜だけでなく、葉物野菜も可能)」とされ、種類を限定していません。ただし昆布締めは加熱しないため、生で食べられない野菜は先に茹でる必要があります。
- 「漬け時間は好みだが、一晩置けば食べられる。しっかり風味を付けたい場合は、一日ほど置く」とされています。茹でた野菜を使うレシピでは「冷蔵庫で半日程」です(出典: 日本昆布協会)。
- もどして使います。「昆布2枚を水で固めにもどし、キッチンペーパーなどで水分を拭いておく」とされています。ふやけるまでもどすと挟んだときに崩れるため、固めで止めます。
- 「軽く塩を振った」とあるだけで、分量を示した出典は見つかりませんでした。表面に薄く行き渡る程度から試すのが無難です。
- 野菜のレシピでは使いません。「ラップでしっかりと包み、冷蔵庫へ入れる」とされています。魚の昆布〆では「軽く重石をして」と記されており、そこが違います。
